top of page

シニアのピアノ教本を選ぶときの3つのポイント【初心者】

更新日:2022年9月7日

ピアノをはじめる時、教本や楽譜の選び方はとても重要です。

最近は、独学でも学べるような初学者向けの教本や易しい楽譜集がたくさん

販売されています。

ですが、たくさん販売されすぎていて一体どう選んでいいのかお悩みの方も

いらっしゃるかと思います。

今日は、シニアの皆様が教本や楽譜を選ぶときの選び方やポイントをご紹介したいと思います。

以下の3つにまとめました。

 

①【見た目】楽譜自体が読みやすいか


②【中身】説明は易しく丁寧か,

段階を追った説明か


③弾いてみたいと思う曲があるか

ある程度弾けるようになると、曲集を購入してどんどんご自分で学びを進めていけるかと思いますが,その前段階、「今から始める!」ような方にはやはり教本で演奏の基礎も含めて学ばれるほうが理解が深まってよいのではないかと思います。

 

ということで解説をしていきましょう。




①楽譜自体が読みやすいか


大きな文字・見やすいレイアウトであるかは大切です。

年を重ねるにつれ、小さな文字などが見えにくくなる方は多いと思います。

そのため、老眼鏡なしでもよく見える大きな文字ではっきりと書かれているもの、

ごちゃごちゃしていないわかりやすいレイアウトのものをお選びいただくとよいと思います。

シニア向けの楽譜ですと、文字の大きさや絵や図のわかりやすさにも配慮をしたものも

多いですので中身を見て「いいな」と思えるものを探しましょう。

 


②説明は易しくていねいか、

段階を追って説明をしているか


内容についてです。

「今、パラパラと読んで何となくでも内容を理解できるか」は意外にも大切です。

じっくり読めばわかりそう・・・はハードルが高いです。

今のの状態で何となくでも理解ができるような内容のものの方が

継続しやすいと思います。毎回毎回、じっくり読み込んで自分に落とし込んで・・・

などもいいのですが、やる気に満ちている最初のうちはよいですが慣れてきたとき

億劫に感じるようになり結果ピアノを継続できない。なんてことになりがちです。

「少し簡単かな?」と思えるくらいのものを選び、モチベーションを保ちつつ

楽しく取り組むことをおススメします。

ピアノは継続することで技術が向上していきますから、「これなら続けられそう」と思えるものを選ぶことが大切です。

 


③弾いてみたいと思う曲があるか


音楽の基礎にばかりとらわれて、

ご自分が「弾いてみたい曲」をお忘れなく。

ピアノの弾くための基礎は重要です。

これがわからなければ、楽譜を読めないし

指の動かし方もわからないかもしれません。

ですが、「弾きたい曲の存在」はもっと重要です。

「この曲が弾きたいから頑張る」「憧れの曲を演奏したい!」ために基礎を学び練習に励んでいくものだと私は思います。賛否両論はありますが、私は「弾きたい曲先行」でよいと思います。

易しい練習曲をたくさん弾いて、技術力を磨いてから曲を弾きましょう!ももちろんよいと思いますがいきなり、ちょっと難しいかもしれないけれど、曲を弾いてその中で技術力も上げていきましょう!の方がモチベーションもあがるしなにより心が満足すると思うのです。(もちろん、ちょっと頑張れば弾けそうな曲くらいの楽譜ありきですよ。いきなり超絶難しいものを!という話ではありません。笑)

「いつまでこの練習曲を弾くのだろう」「もっと曲が弾きたい」「弾きたい曲が弾けるなんて何年後だろう」なんて思いながら練習をするのはシニア世代にはあまり向かないような気がします。

それよりも、「楽譜通りじゃないかもしれないし、指もあんまり動いてないけど・・・弾きたい曲が弾けたから幸せ!!」そんな気持ちが上達を早め、生活に彩りを加えてくれると思います。

(私は音楽療法士でもありますので、演奏技術よりは、音楽がもたらす心の動きに重きを置いています)

 

ということで、教本・楽譜選びの3つのポイントをご紹介しました。

シニア向けの教本はたくさん出版されていますから、読み比べて自分にあうものを探してみてくださいね。

楽譜の取り扱いが多い本屋さんや、楽器屋さんへ足を運んでみましょう!

 


余談ではありますが、

群馬県高崎、前橋近辺でおすすめの楽譜取り扱い店(楽器屋さん)のおススメは以下です。

・前橋煥乎堂

・ヤマハミュージックスクエア高崎

・ピアノプラザ群馬 高崎本店

私佐藤もよく行きます。

「シニアピアノ教本」「大人 ピアノ教本」などとインターネットで検索すれば関連商品が出てきますからネット販売でも購入できます。ですが、内容をじっくり吟味して・・・ができにくいです。

商品紹介で数ページくらいは立ち読みができるところもありますが、そこはやっぱり

実物を手に取って内容をしっかり吟味してほしいな、と思うところです。

お金に超超超余裕があって、ダメもとでもどんどん買っちゃう!立ち読みとかしなくてもいい!って方はインターネットで購入するのもありだと思います。笑 そんな方がいらっしゃいましたら、お友達になりましょう!そして楽譜を見せてください!笑

ということで今日は、教本選びのポイントについてお話しました。

これからピアノをはじめる方のご参考になれば幸いです♪

 

【また余談】

前橋煥乎堂の楽譜売り場はイスが置いてあり、座りながらじ~~~っくり楽譜の吟味ができます!

膝が痛くても、腰が疲れても大丈夫ですよ!!(ここ大事なポイントですよね!)

静かで快適なので私はいつも、1~2時間くらいは居座ってます(笑) 

(ちゃんと楽譜は購入してます!w)

長すぎる余談ですみません。

今日はこのへんで!

さとうあやか

閲覧数:74回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page